先週はお盆休みの週末で高速大渋滞が予想されたので、どこも出掛けず。
なので今週末は避暑も兼ねて、高いところへ行こう!
さて、どこへ行くべ。。。
条件は以下の通り。
・日曜の小仏渋滞が嫌なので中央道沿線は却下。
・日曜午前中には高速に乗れるアクセスの良いところ。
・まだ登ったことがない山で、出来れば百名山。
・旬のブドウor桃狩りもできるところ。
・ってことは山は土曜日帰りで、麓泊。宿代浮かす為、麓にキャンプ場があれば。
必然的に山梨、長野は除外され、群馬みなかみ周辺がすぐに思いつく。
先月にちょろっとリサーチした上州武尊山(2158m)で決定!!
武尊神社側から登れば、下山してすぐに宝台樹キャンプ場もある。
みなかみ、新治周辺はフルーツ狩りには事欠かない。 |
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カシミール3Dでコースを検討。
いろんな人のブログを見てみると、須原尾根から登る途中に岩場、鎖場が数カ所あるとのこと。
これは登りに使いたい。
ってことで、先に武尊山頂を踏み、剣ヶ峰まで尾根を縦走し、下山する時計回りコースを予定。
地図では剣ヶ峰の表記は赤ルートから離れた前武尊のところにあるが、武尊山では剣ヶ峰と言う名称が2ヶ所存在し、俺らの行く予定の剣ヶ峰は、上記地図では赤ルート最南端の川場スキー場上部の峰。
ここも俗称剣ヶ峰と言うのだが、カシミールの地図ではここに剣ヶ峰の表記はないね。
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累積標高差約1100m、歩行距離12.2Km。
まずまず登り堪えあるね〜。
山頂(沖武尊)手前の行者ころげと言うところが、その鎖場に当たるところか!?
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21:45
前夜、横浜自宅を出発。
環八、関越道で、水上I.C.で降りる。
この辺は年間通して10回近くは来るところなので、もう勝手知ったるな道。
01:00
武尊神社(裏見の滝)登山口駐車場に到着。
仮眠。
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06:50
武尊神社登山口スタート。
駐車場から歩いて2分で神社。
「すみませんが今日1日山で遊ばせてもらいます。怪我なく無事で戻ってこれますように。」と手を合わせます。(^_^;)
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07:35
左周り、右周りの分岐を通過。
俺らは右周りなので、分岐を左に進みます。
しばらくは歩きやすい道が続く。
木漏れ日がきれいです。
08:30
手小屋沢避難小屋を通過。
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徐々に道は険しく。
北アルプス以降中2週間開いたからなのか、夏バテからなのか、ペースが一向に上がらない。
荷物なんか雨具、ヘッドライト、カメラ、食料、水ぐらいで、先日の北アの半分も無い。
が、足が全く前に出ない。バテバテ。(>_<)
今年2番目にしんどいかも。1番は南アの千枚小屋までの登りでした。(T_T)
(参照) ’10・盛夏 南アルプス・荒川岳、赤石岳登山 〜1日目〜
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そのバテバテの体に追い打ちを掛けるように最初の難所が現れる。
軍手を装着し、妻は楽しい〜♪、とヒョイヒョイ進む。
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俺はヘロヘロ。
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奥さん、凄いです。
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更に集中力を遮るものが虫。
先月も武尊山登ろうと、ちょろっとリサーチしたことがあったが、「虫の多さに苦労しました」と書かれたレポートがいくつか見られたので、その時は武尊山は中止して日光白根山へ行った。
さすがにもう8月も末となると虫も少なくなってると思ってたのが大間違い。
体の周り飛んでるだけなら全然いいんだが、ヤツらありとあらゆる穴に特攻仕掛けてくる。
特に、目、耳がやっかい。(>_<)
ここまで虫の多い山はあまり記憶がありません。
特に異常に多かったのは、避難小屋からこの難路行者転げを抜けるまでの区間。
他はそんなに気にならなかったです。
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最後の鎖場をよじ登る。
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10:45
武尊山山頂(2158m)到着。
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登山口はあれだけ晴れてたのに、何だこのガスは。
予報でも晴れるって言ってたのに〜。(-_-)
遠くの山は全然見れず。
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11:40
昼食後、武尊山山頂を出発。
これから向かう縦走路を見下ろす。
先には槍のような鋭い山、剣ヶ峰。
楽しそうな縦走路だ〜。(^o^)
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しっかし暑い。
さっきまで曇っていたが、一気に雲が切れ、ギラギラと陽が射すように。
2000mあるんだが、木陰がない縦走路はキツいです。
汗タラタラ〜。(>_<)
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剣ヶ峰はもうすぐ。
いくつかの峰を越えて行きます。
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登山道脇には秋の気配。リンドウの開花ももうすぐ。
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ナナカマドも一部真っ赤な葉が。
これを見ると、あ〜秋ですね〜。
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12:40
剣ヶ峰山頂到着。
ここは川場へ向かう登山道の途中でもある。
よく滑りに来る川場スキー場上部のリフトがすぐそこに見えました。
いつもあそこからこの山見てましたわ。今そこに立ってるのね。(^_^;)
夏もリフト営業すればかなりアクセスが楽なのに。。。
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今歩いてきた縦走路を振り返る。
真ん中の最高地点が武尊山山頂です。
向かって左の急斜面のところが、登りの鎖場の連続のところかな。
13:00
下山開始。
この剣ヶ峰からの下りがひどかった〜。(>_<)
とんでもない急坂で、しかも最近降ったのだろう、岩と粘土質の土がとんでもなく滑る。
先日の雲ノ平から藥師沢までの下りに匹敵するほどの難路。
妻も俺も何度と尻餅。(^_^;)
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15:13
今朝通過した分岐に合流。1周してきました。
今朝はここを右に行きました。
はぁ〜、ここからは平らな林道なので、気が楽だ。
15:40
武尊神社で下山の報告と、感謝の一礼をして、駐車場に到着。
16:00
宝台樹キャンプ場に到着。
とりあえず、風呂の前にテント受付へ。
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入場料+幕営料+環境保全料?で二人で¥1700でした。
広大なキャンプサイト。どこに張るか迷ってしまうほど。
テント設営後、まずは風呂へ。
時間は16時半。これから車で近くの温泉まで行ってると、帰って来たら18時近くに。
なので、キャンプ場にある併設のロッジで入浴。¥500/人。温泉でなく普通の風呂です。
まぁ汗流せるだけマシ。
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テントに戻り、夕食の準備。
手っ取り早いカセットコンロとフライパンで、今夜は焼き肉。
野菜も事前に家でカットしてきました。
下界でのテントは去年の北海道以来。(^_^;)
山じゃないので荷物の重量を考える必要なし。
いつもはフリーズドライかレトルトだが、下界テントでは普通の生モノ食えるのがいいね。
ちゃんとクーラーボックスに入れてきました。
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デザートは旬の桃。
あんま〜い。(^o^)
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夕食後、やがて夕焼け。
真っ赤に染まりました。
気温は20℃くらい。朝方は20℃を軽く切ってたと思います。
半袖Tシャツでは寒過ぎ。シュラフにもぐりこみました。
しっかし下界のキャンプ場は周りが騒がしい。
山では翌朝早いこともあり、20時になればどのテントも消灯就寝が常識だが、ここは凄かった〜。(-_-)
酔っ払った若者が騒ぐ騒ぐ。
夜0時回っても、奇声を上げてるので、マジカチーン。(-_-)#
山で疲れてなかったら、俺マジイッちゃうかも。
睡魔に勝てず、そのままおとなしく寝てましたが。
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07:30
ゆっくり起床。
山の上とは違い、3時、4時から騒々しくない。(^o^)
朝食はでかいフランクと目玉焼き。
森の中で鳥の声を聞きながら、贅沢だ〜。(^^♪
09:00
宝台樹キャンプ場を出発。
今日はこれから温泉後、ぶどう狩りの予定。
まずは温泉へ。
行き先は川古温泉浜屋旅館。
みなかみから苗場にスキーに行く途中、前から気になってた山深い中の一軒宿。
ぶどう狩りを予定している桃李館の近くで、ちょうど行く途中通り道にある。
10時から可能なので、のんびりドライブして行けばちょうどいい。
外来入浴¥1000/人と高いが、昨日テント泊で宿代浮かしてるからまぁいいか。
内湯(男、女、混浴)3つと、混浴の露天がある。
まずは内湯で体を洗い、露天へ。
大きな露天に、老夫婦が1組だけ。
なので周りを気にすることなく、2人での〜んびりできました。
湯温は38℃くらいでかなりぬるめ。
暑い夏にはちょうどいい。
真っ昼間から贅沢だ〜。
その後、ぶどう狩りの為、桃李館へ。
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まだこの週末のブドウ狩りはデラのみ。巨峰はまだでした。残念。(T_T)
まぁ食べるのは面倒臭いが、美味いものは美味い。
狩りま〜す。
2房持ち帰り+試食で、一人¥500。
試食と言っても、用意されるだけいくらでも食べられる。
試食が止まらな〜い。(^_^;)
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満天のブドウ空。
ブドウ好きにはたまらない景色。
この色たまらない。(^_^;)
スーパーで見るよりはるかにでかいぞ。
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より大きく、色が濃い〜ものを、あっち行ったりこっち行ったり探す。
なかなか決められない。
よし!これだ!一人2房なので、計4房を収穫。
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この土日はちょうどぶどう祭りが開催され、イノシシ鍋が無料で振る舞われ、他に焼きそば1盛り¥100、焼き鳥2本¥100と、ちょうどお昼ランチ代わりになりました。(^o^)
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13:00
月夜野I.C.入り。
予想通り関越道はまだ渋滞は発生していない。
スイスイだ〜。
15:30
横浜自宅到着。
帰宅後、渋滞情報を見てみると、関越道は合計45Kmの渋滞。
よかった〜、早く出て。
高速1000円の愚策以降、日曜は午前中に高速に乗るのが必須です。
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このパターンいいな〜。
土曜は日帰り登山で、下山後は贅沢麓キャンプ。
翌日曜はのんびり温泉でも入って、午前中に高速に乗る。
ハマりそうです。(^_^;)
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’10.08.24記 |