'10・初秋 北アルプス・後立山連峰縦走登山


〜2日目〜
'10/09/4
-6

〜 冷池山荘テン場−鹿島槍ヶ岳−八峰キレット−キレット小屋−五竜岳−五竜山荘テン場泊 〜


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 3時起床。ん〜、まだ寝足りん。(-_-)zzz
まだ外は真っ暗。東の空も全く日の出の気配なし。
さぁ、今日は鹿島槍を超えて五竜までの、八峰キレット超え!!
ところどころ難所ありの、重装備10時間歩行。否が応にも緊張する。(+_+)
俺らのスピードを考え、一応今回の決め毎として、朝7時までに鹿島槍南峰に到達できない場合は、無理せず引き返そう、としている。

隣のテントを起こさぬよう静かにテントを撤収。
夜露で濡れてズッシリ重く感じる。
何組か出発の準備をしている。軽装からして、鹿島槍での御来光狙いのピストンだろう。

04:25
先日買い換えたヘッドライトに灯りを点し、 冷池山荘テン場を出発。
予定より25分遅くなってしまった。(+_+)

 

04:40
東の空が大分明るくなってきた。
今の季節、日の出は5時20分頃。
あと40分で、一つ手前のピーク布引岳に間に合うか。。。

 

 

05:13
布引岳山頂に到着。
なんとか御来光に間に合った。(^o^)
鹿島槍ヶ岳もすぐそこだ。

朝の御来光ショーをしばらく楽しもう!

 

 

西には立山から劔の稜線。
すぐ上に地球影と太陽の境目が見える。
あの高さではもう日の出なのね。

 

 

昨日から歩いてきた稜線。
間もなく日の出です。

 

 

05:22
来ましたー。\(^o^)/
雲海に太陽が顔を出しました。

 

 

目覚める鹿島槍。
何とも言えない色に染まります。
これから手前の南峰、奥の北峰を超えて行きます。

 

 

劔も赤く染まります。
紅劔!?
かっこいいです。

 

 

遙か遠く薬師岳も赤いです。
立山から藥師まで、近いうちに行きたいですね〜。(^_^;)

 

 

針ノ木、蓮華の向こう、槍、穂高もお目覚めです。

 


爺ヶ岳の手前に今朝出発した冷池山荘の赤い屋根も見えます。

さて、そろそろモーニングショーも終わりですね。
まだまだ今日は長いぞー。
そろそろ行かなくては。

 

 

05:43
布引岳を出発。
まずは鹿島槍南峰に向かいます。

 

 

軽身のペアに簡単に抜かれました。
飛ぶように進んで行きます。羨ましい。

頂上まであと一息。頑張るぞぃ。

 

 

06:18
鹿島槍ヶ岳山頂(南峰2889m)到着。

7時までには余裕で到着しました。
八峰キレット決行です!(^o^)

 

 

賑わう山頂。
朝日に影が伸びる。

 

 

登ってきた道を振り返る。
北アルプスほぼ全ての山が見えます。(^o^)
眺める度に、登ったことがある山が増えて行くのが嬉しい〜♪
その時の苦しみ、嬉しさが思い出されますね。

 

 

太陽もすっかり高くなり、いつもの青い夏山の色に。

 

 

槍、穂高の左にあるのは大天井、燕でしょうか?
あの槍へ伸びる尾根は表銀座ね。

昨日扇沢から登ってきた最初の小屋種池山荘があんなに小さく。
あそこからここまで歩いてきました。
いや、そんな感動に浸ってられない。
まだ今日はこれから倍以上歩くんだ。(^_^;)

 

 

西にはいつも立山、劔。
今俺らがいる鹿島槍の影が伸びます。
双耳峰なのでよくわかりますね。

 

 

すぐ隣にはその双耳峰のもう片割れ、北峰が。
その北峰から北へは、五竜までの八峰キレットが伸びる。
最初の落ち込み凄いね〜。約400m一気に下ります。

 

 

06:50
軽く朝食後、まずは鹿島槍北峰へ向けて吊尾根を進む。
南峰からの下りはかなりの岩場の連続。

北峰の向こうは妙高、高妻山ですね。

 

 

ストックも邪魔になり、しまいました。
しゃがんで下りるときは、ザックに気を付けて!

 

 

07:35
吊尾根分岐でザックをデポし、軽身で北峰山頂(2842m)到着。
さっきまでいた南峰を振り返ります。
かなりの人がこっち北峰まで来ますね。
ほとんどの人はここで引き返すので、南峰にザックを置いたまま軽身で北峰まで来てます。

 

 

北峰からはまたアングルが異なり、朝テン場から登ってきた尾根がよく分かります。
それにしても空気が澄み、素晴らしい眺望です。
何度見ても飽きませんね。

 

 

北にはこれから進む八峰キレットの縦走路が続く。
遙か下にキレット小屋も見えてます。あんなとこまで下るのか〜。。。

五竜岳の奥、白馬岳も見えてますね。

 

 

07:55
北峰を後にし、いよいよ八峰キレットへ。
ここから最初の目的地キレット小屋まで一気に約400m下ります。

 

 

ストックはしまい、軍手でしっかり三点支持を確保しながら、浮き石に気を付けて慎重に下ります。

 

 

振り返ると北峰、南峰はもうあんなに上に。

この下りでやってしまいました。(T_T)
平な岩に乗り、完全足をすくわれスコーン。おもいっきり尻餅。
この時、レンズのズームロックを忘れてたので、尻餅の衝撃でズーム位置が一気にテレ端までスポッと伸び、限界を超えたのか少し右曲がりに。
ガーーーン。一目見て、ダメって感じ。(-_-)# 完全に物理的に逝ってしまったのは明白。
見たことない曲がりです。右曲がりのダンディって言うけど、うれしくないです〜。(^_^;)
ズームリングを回してもびくともしません。
これからキレット核心部で、このままズームが伸びたままでは邪魔で動きづらい。
仕方なく手で押し込もうにも相当固い。
無理矢理押し込むと、レンズ内のギアの嫌〜な音とともに、何とか収納できました。
しかし、もうズームリングは固くて二度と動きません。
フォーカスも、カメラ本体からAFの信号は行ってるみたいだけど、全く動きません。
MFにして、手でフォーカスリングを回そうにも超固くて、微妙なピントなんか絶対に合わせられない状態です。
まぁ、本体は逝ってないので、とりあえずズームはワイド端固定だけどまだ撮れるので、最悪な状態は免れましたが。。。
ショックでかいです。。。(>_<)

なので以降の写真はワイド端固定ばかりです。
ピントが合ってない写真も多数あります。(T_T)

 

 

08:55
八峰キレット核心部。
クサリ、ハシゴも整備され、全く問題ないです。

 

 

クサリにつかまりながら慎重にクリア。
左は数百mの断崖。なかなかの高度感です。

 

 

難所をクリアすると、突然キレット小屋が見えました。ホッ。(^_^;)

 

 

09:08
キレット小屋に到着。
長い八峰キレットの中間にあり、一息できるのと、何より緊急時の安心感がある。

ここからのコースタイムは五竜岳までは約4時間、そこから五竜山荘までは40分。
のんびりな俺ら、五竜山荘まではかかっても6時間くらいか。(^_^;)
と、先が読める場所まで来たので、一安心。

俺らもここでかなり早めのランチ。

 

 

10:10
キレット小屋を出発。

振り返ると、とんでもないとこに建ってることにびっくり。
よくこんなとこに建てたね。

 

 

ガレガレです。
岩を落とされたらたまらないので、間を開けて先に行かせます。

 

 

振り返ると、いつも立山、劔がそこにいます。

 

 

慎重にね〜。
落ちたらどこまで転がるんだろう。
自分がそこに行くことより、人のを見てる方が怖いですね。(^_^;)

 

 

11:30
口ノ沢のコル通過。

ここからは登りが続きます。
まずは手前のピーク、北尾根ノ頭へ。

 

 

北尾根ノ頭まではなだらかな登り。
しかし、朝4時半に出発して既に7時間。さすがに疲れてきました〜。(+_+)

 

 

12:00
北尾根ノ頭通過。

岩場よりこう言うザレ場の方が怖いですね。
足を滑らせたら、足場が崩れたら、数百m一気に滑落です。
足場、手元を確認しながら慎重にクリア。

 

 

ガスってきました。
五竜本山が大分近くなりました。
その前にこの大きな岩山G5が立ちはだかります。
こんなの登れるのか〜?と不安になるぐらい巨大で急な岩山です。
またガスが、不安な気持ちを更に掻き立てます。

 

 

G5の岩場に取り付きます。

 

 

上から見ると、すごいとこ登ってますね〜。
当人はそれ程でもないんですが。。。
恐怖心はマヒしてきますね。
でも、これ下りは怖いわ。

 

 

岩場好きな妻、楽しい〜!とにこにこしながらひょいひょい登って行きます。
基本、クサリはよっぽどのとこでない限り、使いません。

 

 

G5、G4を何とかクリアし、このキレットの難所は終わったようだ。
残すは目の前の五竜本山。

 

 

G5を振り返る。
こっちより向こう側が激しいです。

 

 

五竜本山。でかい。
どこに登るルートがあるんだ!?

 

 

14:10
五竜本山に取り付きます。
10時間歩いて来た疲れた体に、この登りは堪えそうです。(+_+)

 

 

八峰キレットを振り返る。
双耳峰の鹿島槍からここまで、よく歩いたな〜。
G5はまるでジャンダルムのようだ。

 

 

聳え立つ岩山。
でも楽しい〜。(^_^;)

 

 

最後まで気を抜かず、慎重にね!

 

 

大分登ってきました。
疲れた時は、後ろを振り返って満足感に浸ります。(^_^;)
G5はまさにジャンと同じ形ですね。
左に大町市街も見えます。

 

 

最後の登り。頂上まではもう一息。
上から見ると凄いとこいますね〜。

 

 

14:50
ついに五竜岳山頂(2814m)に到着。
今まで見えなかった五竜岳の北側も、視界が広がります。
向こうに見えるのは唐松岳。明日行きます。

本日2つ目の百名山です。
これで今シーズン12座目です。
どこ行ったっけ?と思い返します。
大菩薩浅間山日光白根悪沢(荒川)赤石草津白根黒部五郎鷲羽武尊山富士山、そして今回の鹿島槍、五竜ですね。
今シーズンは天気に恵まれたので、ほぼ毎週末どっか登ってますね。(^_^;)
そのおかげで体力付いたし、約6Kg痩せられました。(^o^)

レンズぶっ壊れてるので、標柱にフォーカス合ってないですね〜。(T_T)

 

 

15:20
五竜岳を後にし、今日の幕営地、五竜山荘テン場へ向かいます。
下に見えてる赤い屋根の小屋です。
明日は平日なのでテン場も空いてそうです。

 

 

五竜からの下りも最初はかなりの岩場。
やっぱ下りの方が怖いね。

左に白馬市街も見えてます。

 

 

慣れなんでしょうか。
これくらいの岩場何とも感じなくなってます。
ダメですね。気持ちを入れ替えないと!
最後まで集中。

 

 

明日歩く五竜山荘から唐松までの縦走路。
今日のキレットに比べたら、おだやかに見えますね。

 

 

大分近づいてきました。
あれだけ登りで元気だった妻。下りは苦手なので、なかなかペースが上がりません。

 

 

16:13
五竜山荘に到着。
長かった1日が終わりました。
朝4時過ぎに出て、4時過ぎに到着。ちょうど12時間ですね。
テント背負ってここまで長く歩いたことないです。

体は疲れてますが、ここまで来た達成感、満足感で心は満たされてます。(^_^;)
経験値獲得してレベルアップした感じです!
ホントよく歩きました〜。

テント受付へ。¥500/人。
まだまだ空きスペースいっぱい。
きれいに整地され平なテントサイトです。

 

 

幕営後、山荘前のテーブルで夕食タイム。
前回の北アルプスでハマったアマノフーズのフリーズドライカレー。
今回も持ってきました。
グリーンカレーとチキンカレーです。チキンカレーはこの箱に一緒に入れてきました。

 

 

フリーズドライで何故ここまで美味い!?
味、香り、店で食うぐらいの本格カレーです。
トマトを添えて食べました。

 

 

こっちはチキンカレー。
1食¥270ですが、この美味さと、フリーズドライの軽さ(レトルトは重い)を考えると安いもんです。
山食にマジオススメ!(^o^)

 

山荘到着と同時に沸き始めた雲は、楽しみにしていた夕焼けを阻み、やがて雷鳴を轟かすように。(+_+)
雨は降らなかったが、ピカっと光る度に恐怖を感じる。
雷怖いです。


周りが暗くなり、19時過ぎに寝る体勢に。
が、寝ようにも、隣のテントで大騒ぎが始まる。多分学生であろう。
夕方俺らが着いた頃はみんな寝ていたが、今頃起き出して、真っ暗な中ヘッドライトを付けて飯の準備を始めるようだ。
はっ!?お前ら山タイム知らねーのか?
飯は暗くなる前に! 暗くなったら寝る!がマナーだろう。
下界のキャンプ場と勘違いしてないか!?
明日早い人もいるかもしれない。そんなことに気が回らないのかなー。
まぁ20時までは我慢してやろう。
過ぎてもガヤガヤやっててみろ、イテまうぞ!(-_-)#

妻はそんなこと気にならないのか、疲れたのか、あっと言う間に高いびき。羨ましい。
俺は気になり始めるとなかなか寝付けない性格。
早く20時になれ!と思いながらイライラしてたが、ハッと気がついて時計を見れば23時半。
あれ?いつの間にか落ちてたようだ。(^_^;)  隣のテントもさすがに静かに。

明日は下山です。
おやすみ〜。(-_-)zzz


<本日のデータ>
・累積標高差:1100m
・歩行距離:8.6Km
・歩行時間:11時間45分(休憩約2時間半含む)

〜2日目〜 ’10.9.10 記


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