北東北、前線追っかけ旅行

 
  〜 北上展勝地、小岩井、角館、八幡平、奥入瀬、八甲田、弘前城 〜 '07/04/28-
05/02
 
1日目  2日目  3日目  4日目  5日目


4/28(土) 〜1日目〜

  前日夜9時に床につくも、子供の頃の遠足な気分と同じく、高揚しちゃって全く眠れず、そのまま出発時間の深夜2時に。大丈夫なのか!?俺。
首都高経由で東北道に入り、浦和料金所を3時に通過。これで高速代はETC深夜割引に。
助手席が寝ると、やはり襲ってきた。郡山周辺で睡魔のピークに。ようやく外が明るくなり、何とか眠気は解消。

 宮城に入る頃には高速脇にまだ残っている桜がちらほらと。北上続ける桜前線の最後尾に追いついた感じ。
午前6時過ぎには、半年間市民やってた懐かしの一関を通過。
順調に来すぎで、このままでは今日の最初の目的地小岩井農場には8時前に着いてしまう。
時間あるんで急遽予定を変更し、北上市の桜の名所「展勝地」へ。
ここはみちのく三大桜名所の一つ。この後残りの二つ「角館」「弘前城」は行く予定なので、運良く(?)三大を制覇することに。

北上展勝地

江釣子I.C.で下り、展勝地には7時半に到着。
北上川沿いに全長2Kmの桜並木が続く。まさに俺らの到着を待ってくれてた様に、たった今満開になりました!!な感じ。
時間も早いので観光客もほとんどいない。永遠続く薄ピンクの桜のトンネルの向こうに真っ青な空。他に何もいらない最高のシチュエーション。

温かい春の陽光に照らされ、花も輝く。
約4週間ぶりの満開の桜。

そう言えば桜前線の進むスピードは1日約20Kmとのこと。おー、確かに合うじゃん。
28日×20Km=560Km。横浜−岩手北上間約550Kmだからピタリと合う。すごい。

鯉のぼりも春風に気持ちよく泳ぐ。鯉のぼりと桜って、関東ではありえない。北東北ならではの風景。


 2時間程桜を楽しみ、江釣子I.C.から再び東北道を北上。
この辺りは交通量も少なく、相方の本格的公道デビューにはもってこい。やるか?はっ、ハイ。
乗ってすぐの花巻P.A.に入り、いよいよ交替。自分の車の助手席は不思議な感じ。
ブォーン!回転数は上がるがスタートしない。クラッチもっとつなげなきゃ!
ついに動き出した。ひょえ〜。はい2速、はい3速、4速・・。 ガッチガチに緊張で、俺が指示出さなきゃギアが上がって行かない。100Km/hでいつまで4速で走るんや?
何とか6速まで入れ、ホッと一息。高速は巡航し始めればATと変わらないから一安心。しばらく助手席からの車窓を楽しめたよ。
小岩井に向かうR46は交通量が多く、まだ不安なので盛岡I.C.手前の矢巾P.A.で俺に交替。
まっ、最初はこんなもんでしょう。慣れることが大事や。


小岩井農場

盛岡I.C.で下り、R46経由小岩井農場には11時に到着。早速牛乳工場へ、試飲の牛乳を飲みに。
工場見学は程ほどに、試食のチーズを食べまくり、牛乳も飲む飲む。もう昼飯はいらん。

次は再び相方の運転で、近年テレビ等で有名になった一本桜へ。しかしまだ開花にはほど遠く、全く咲いていない。残念。
しかし、岩手山を後ろに、広大な牧場に威風堂々とした立派な木で、すばらしく画になる。
大昔、牛達の日除け用に植樹されたとのこと。

まきば園に入園すると、ちょうどシープドッグショーが始まるところ。お兄さんのかけ声で、小さい牧羊犬が自分の数倍もある羊を追いかけ、 見事オリに追い込む。会場からは盛大な拍手。なんだかのんびりホンワカした雰囲気で、牛乳で腹一杯になったこともあり、二人して強烈な睡魔に襲われる。
芝生にシートを広げ、岩手山を仰ぎ見ながらゴロんとなった瞬間に意識が遠のく。


 さすがに強行スケジュールで疲れが来たのか!? 1時間くらい寝たらしい。気付けば3時。
予定ではこの後角館だったのだが、この時間では無理。明日に変更。

3時過ぎに小岩井牧場を跡にし、仙岩峠を越え本日の宿がある田沢湖には4時に到着。
まだちょっと早いので、恐らくピークであろう刺巻湿原の水芭蕉を見に行くことに。

刺巻湿原

予想通り真っ白い水芭蕉が今が見頃。
尾瀬ほどではないが、ここの水芭蕉も見応え十分。

ザゼンソウだっけ?水芭蕉の茶色版もあったよ。

湿原に敷かれた木道を更に奥に行くと、今度は一面薄紫色の花の絨毯。
近づいてよく見るとカタクリの花。小さい群落は何度か見たことあったけど、ここまでの大群落は初めて。
2年前もこの時期ここに来てるけど、ここまで奥に来なかったから気付かなかったのかー。
思わぬところでの遭遇に何か得した気分。

 時間は5時。さて宿へ向かうか。
今日の宿は、田沢湖から乳頭温泉へ向かう途中の水沢温泉にある「ペンション仙人」。
立派なログハウスで、木の温もりいっぱい。
ここのオーナー夫婦は以前、テレ朝の「人生の楽園」で取り上げられたとのこと。残念ながら見てなかったけど。

今日はよく走った〜。お疲れさん。

初日の走行距離:620Km(俺550Km、相方70Km)





4/29(日) 〜2日目〜

 今日も快晴。今日の予定は、午前角館で桜。その後乳頭温泉鶴の湯、八幡平を抜け十和田湖へ。
角館が昨日から今日に移動してきたので、八幡平での玉川温泉or後生掛温泉はやむなく中止。まっ鶴の湯入るからいっか。

お世話になったオーナー夫婦に別れを告げ、8時半にチェックアウト。一路角館へ。まだ早いからか渋滞が予想された道はまだスムーズで、角館には9時に到着。
しかし駐車場はどこもいっぱいで、仕方なく造成中の道路脇に路駐。すんません。

角館 「桧内川堤」 「武家屋敷通り」

まずは「桧内川堤」へ。ちょっと満開には早いかな。7、8分咲きってところ。
聞けば昨日今日の暖かさで一気に開花が進んだとのこと。ホント付いてるのー。
ここは昨日の北上展勝地に比べ桜の木の間隔が狭く、満開の桜が間近に迫ってくる感じで圧倒される。
河川敷にはこの時期を待ちわびた様に、あちこちで酒盛り、盛大な宴が催され、幸せそうな顔でいっぱい。

東京の友達から、私達も明日角館なので時間合えば会おう!と昨日メールが来てたのだ。早速電話するも、この人混みから探すのは至難の業。何とか合流できたよ。
彼女達はこれから鶴岡まで行かねばならず、そろそろ角館を跡にするとのこと。昼食でも一緒にと思ってたのだが残念。ちょろっと話し、さらばじゃ。気を付けて〜。

俺らは「桧内川堤」から「武家屋敷通り」へ。黒塗りの屋敷の塀と、今が満開の枝垂れ桜が見事に調和し、和風で優美な雰囲気を醸し出している。

それにしてもすごい人。例年GW人出数上位5位に入るだけあるわ。当然どこもかしこも食事処は激混み。団子やら、餅やらいろいろ食って、昼食代わりに。
相方は秋田名物ババヘラアイスに夢中。あっさりしたシャーベット。俺にはちょっと物足りない味。


 昼1時に角館を跡にし、朝来た道を再び田沢湖方面へ。角館へ向かう対向車線は永遠と続く大渋滞に。ありゃ着く頃には日が暮れるぞ。よかった〜。朝早く出て。
「乳頭温泉鶴の湯」には2時前に到着。関西からなかなか行く機会ないから行きたい!と相方からのリクエストによるもの。

乳頭温泉「鶴の湯」

やはりGW連休は車と人でごったがえし、秘湯の雰囲気すらない。空いてれば外の混浴露天でまったり出来ればと言う考えは甘かった。
他に女子は入っておらず、ギラギラした野郎の視線が突き刺さる。さすがに無理やわ。

俺はそのまま露天へ、彼女は女専用風呂へ。30分ほどで上がったよ。まっ、俺は何度と来てるし、彼女も来れたことで満足してるみたい。


八幡平
時間は3時。さっぱり気持ちよく温泉臭くなり、次の目的地十和田湖へ向け出発。R341は快適なドライブコース。運転したい!との要望で途中から運転を交替。
しばし車窓からの八幡平を楽しむ。所々高さ4〜5m程の雪の回廊となり、北国に来たことを実感。


 八幡平を越え鹿角市内へ。初の公道市街地デビューだぞ。イケるか〜!?
さっきまでの余裕はどこへやら。信号待ちでスタートする度にゴットンゴットン激しい前後揺れ。
お〜い、クラッチ〜。生きてるか〜?(笑)
特に右折がやばいね。直進車が切れて、ほら行け〜!と言う時にダッシュ出来ず、後ろからクラクションの集中砲火。やかましい!!こっちは初心者じゃー!!
あっ、若葉マーク付けてねーじゃん。これじゃ言い返せねー。すんまへん。

んー、この市街地教習で課題が浮き彫りに。クラッチがどの辺でつながるかまだ把握出来てないんで、瞬時にスタートが出来ないことだね。
あと、後ろに車がいると相当プレッシャーになるらしく、上手くスタート出来ないとこかな。誰もいなければ上手いんだけど。。。
慣れるしかない。凹むな!!
何とか市街地を突破し、十和田湖へ向かうR103へ。やっぱ田舎道は安心やわ。そのまま十和田湖まで運転しきったよ。

 夕方5時過ぎに十和田湖畔に到着。本日の宿「旅人宿カントリーロード」にチェックイン。
ここはB&B(Bed & Breakfast)形式の宿で、名前の如く夕食は付いていない。しかしセミダブルのルームチャージ\5,500と激安。まぁ部屋の狭ささえ我慢すれば、旅行者には嬉しいタイプの宿。

夕食は湖畔の定食屋さんで軽く済まし、2日目は終了。
今日は相方よく走ったよ。俺より運転した距離長いんだもん。
お疲れさん。

2日目走行距離:230Km(俺100Km、相方130Km)






4/30(月) 〜3日目〜

 今日もいい天気。今日は奥入瀬渓流散策、八甲田のどこかで温泉、夜は青森で旨い魚介と、この2日間ほどの長距離移動はないので楽チン。
朝食後、8時半にチェックアウト。
まずは十和田湖一望の瞰湖台へ。春霞で遠くははっきりせず、周りの木々もまだまだ新緑にはほど遠く、寂しい景色。残念。
早々と跡にし、今日のメイン奥入瀬渓流でのサイクリングへ。

奥入瀬渓流

9時過ぎに奥入瀬渓流最上部の銚子大滝に到着。ここに車を置き、トランクからいよいよ出動!!
今回は2台あるぞ。早速組み立てて、発車準備完了。
よし、行くぞぃ!まだ新緑シーズンには早いせいか、観光客もまばらで車も少なく、安心して自転車に乗れるよ。

渓流沿いを、心地よい春の風を感じながら、両側から幾筋も流れ落ちる滝を見ながら、せせらぎ音を聞きながら、五感全開で爽快に疾走。気持ち良すぎる〜。
九段の滝、雲井の滝、九十九島、阿修羅の流れ、石ヶ戸の瀬・・・、と次から次へ見所があり、全く飽きないね。
雲井の滝を寝ころびながら見上げる相方。野生児だ。(*^^*)

のーんびり1時間ほどかけて、約6Km下流の石ヶ戸休憩所に到着。ここでちょっと早めの昼食。普通のラーメンとおにぎりなんだけど、青空の下で食うと何故か美味いね〜。
この石ヶ戸周辺は2年前は同時期に新緑きれいかったのだが、今年は3月、4月の冷え込みでまだまだって感じ。あれだけ暖冬だったのにね。残念。

さぁ、下りてきた道を今度は上らなきゃ。行きは良い良い帰りは辛い。
俺のチャリは段付いてないからしんどいしんどい。相方に貸した方は5速ギア付き。楽そうやわ。
所々眺めのいい場所でのーんびり休憩しながら、2時に車に戻ってきた。あかん、ヘロヘロや〜。はよー風呂入りて〜。


 奥入瀬を跡にし、八甲田へ向かう。
酸ヶ湯の千人風呂はさすがに相方はきつい。そうだ、俺が前から入りたかった温泉「谷地温泉」へ行こう。

やはりここも駐車場はいっぱい。たまたま出て行く車の後にタイミングよく入れられた。
露天はないが、俺好みの総檜作りで歴史を感じさせる鄙びた内湯。熱湯、ぬる湯の2つの湯船があり、ぬる湯は底から源泉がそのまま沸いており38℃とかなりぬるめ。
このぬるさがやばい。まじ眠りそうやわ。向かいのおじさんは、こっくりこっくりと気持ちよさそうに顔が湯に沈んで行きました。(^_^)
最後に43℃の熱湯で目を覚まし、すっきり爽快。いや〜、ええ湯やったわ〜。

浴室出口で待ち合わせしたはずなのに、相方いつになっても出てこねー。寝てるんじゃねーの!?
まさかと思って外に出てみると、一人で雪山上ってキャハキャハしてるではないか。なんやねん!!ってか、自由奔放な性格やの〜。

八甲田山

時間は4時。そろそろ今日の宿へ向かうか。
ここからは相方の運転。傘松峠が近づくに連れ、7〜8mあろうかと言う雪の回廊が。こりゃすげー。昨日の八幡平よりすごいぞ。

途中の睡蓮沼に車を止め、雪の回廊をよじ上る。
回廊上から車を見下ろす。すごい残雪。

目の前に八甲田の山々が連なり、雄大な景色が広がる。睡蓮沼はまだまだ厚い雪の下。
よーく山の斜面を見てみると、いくつものシュプールの跡が。
うぉー、滑りて〜。この東北旅行の後、そのまま長野志賀高原へ行く予定なので、車にはスキー道具一式あるんだよな。
でも山頂までハイクアップはできねー。

 後ろ髪引かれつつ、5時半に「雲谷ユース」に到着。
何故にユースか?へへっ。それは3日間で溜まった下着、靴下を洗濯する為なのら〜。
夕食はあらかじめ青森市内で美味い魚介を食らうつもりだったので、俺らは取っていない。チェックイン後、早速青森市内へ繰り出した。

青森魚介料理

兼ねてから食べたかった「イチゴ煮」を食べたく、事前に相方がリサーチしていた「海鮮組」と言う居酒屋さんへ。
まずは活貝三点盛!!
ほっき貝、赤貝、つぶ貝。コリコリな歯応えが最高っすわ〜。
相方は魚介に目がない。見た瞬間イッちゃいました。
んまい!!\1,300也。

ついに来ました「イチゴ煮」。
名の由来は、大量に入ってるウニが野イチゴのように見えることから来てるとのこと。
ウニとアワビがどっさり。はぁ〜、夢が叶った瞬間や〜。至福の時。\2,500也。

タラのじゃっぱ汁。
タラのアラからいい出汁が出て、これまた絶品。\700也。
青森ってええとこやの〜。美味い魚介いっぱいや。
青森地酒「田酒」が入って相方は、もうやばいっす。
俺は帰り運転だから飲んでないよ。

カマ焼き。 \1,000也。
あと、ホタテ貝の味噌焼き、最後にお茶漬けで締めて、お腹いっぱ〜い。(+_+)
大満足っすわ〜。
2人で\7,000弱とは安い。


 ヨッパッパーの助手席をなだめつつ、夜8時半にユースに戻ってきた。
相方は更にGUINESSビールを流し込み、更に目がトロンに。

今日は運動に温泉にグルメにと、内容濃い一日やった〜。
ほなおやすみ〜。(_ _)Zzz

3日目走行距離:180Km(俺120Km、相方60Km)





5/1(火) 〜4日目〜

 この旅始まって初の曇り空。天気予報では明日は雨だが今日は持ちそうとのこと。
今日の予定は今がピークの弘前城の桜。そしていよいよ北東北から南下し、秋田へ移動。
朝9時に雲谷YHをチェックアウト。お世話になったみなさんにお見送りされ、朝イチから相方の運転でまずは八甲田の方へ。
R103からR394経由で黒石へ抜け、更に南下し大鰐温泉へ。
何故に大鰐温泉かって? 弘南鉄道に乗って、弘前城に行くためなんだな。2年前、弘前城行くのに大渋滞で結局辿り着けなかった苦い経験があって、今回はパーク&ライドにしたよ。f(^_^)
実は鉄子の相方、大喜び。(^o^)

弘南鉄道

大鰐温泉駅前はでかい空き地があって車停め放題。さすが田舎だわ。
止まってる電車見てみると、何だかいつも通勤で使ってる東横線と同じカラーリング。
乗り込んで吊革見てみると、「東横食堂」「東急のれん街」とかの広告が。。。何や、やっぱ東急のお下がり電車か。
ここから終点の中央弘前駅までは約30分。普段車移動だから、ローカル電車に乗るなんてワクワク。花が咲き始めたリンゴ畑の中をガタゴト激しく揺られながら、旅の気分も盛り上がるもんだ。(^o^)


弘前城

11時前に中央弘前駅に到着。ここから弘前城までは歩いて10分程。
弘前城は来たことあったが、桜の時は初めて。ワクワク。(^o^)
門をくぐればその先に真っ白に輝く桜並木。

お堀に架かる赤い橋も桜とよくマッチするね。

まさに今が満開。お堀の両側からモクモクと桜がせり出し、見応えあるよ。
曇り空であまり写真が映えないのが残念。(T_T)
散った桜が真っ白に水面を埋める景色も見てみたいな〜。

弘前城と言えば、この下乗橋からの天守閣と桜。
橋の上はこの景色を楽しもうと、人であふれかえってたよ。(+_+)

もいっちょ下乗橋からの写真。
名前の通り、藩主から許された者以外は、馬、籠から降りて橋を渡らなければならなかったそうな。

天守閣からさっき渡った下乗橋を望む。
遠くにまだまだ残雪の岩木山も見え、手前の桜とのコントラストがこれまた美しい。
昔のお殿さんは毎年こんなすばらしい景色を見てたのかー。
それにしても見事な桜。

公園裏手に来ると人も少なく、落ち着いて桜も見れるよ。

裏手から天守閣と下乗橋を望む。
弘前城公園内には5,000本もの桜があるそうな。
昔江戸時代に五層の立派な天守閣あったとのこと。しかし落雷で消失して、再建しようにも当時の武家諸法度で天守の新築を禁じられており、端っこに建っていた櫓を三層に改築して今の天守になったそうな。
道理で小さいかと。。。f(^_^)

 これで、東北三大桜名所、北上展勝地、角館、弘前城と回ってきたが、桜の圧倒感、美しさでは弘前城が断然一番。雰囲気では角館。展勝地もすばらしかったけど、他2つに比べればちょっと薄いかな。f(^_^)
 
 3時間ほど日本一であろう桜を堪能し、また中央弘前駅からガタゴト揺られ、2時半に大鰐温泉駅に戻ってきた。
これでこの桜追っかけ旅行もいよいよ終焉に。
いよいよ北東北を跡にし、今日の宿がある秋田に向け、一路R7を南下し男鹿方面へ。

菜の花ロード
八郎潟には4時半に到着。秋田に入る前に、全長11Kmの菜の花ロードを走りたかったんだな。
天気は曇りで写真には全然だけど、真っ黄色な菜の花と、その脇に薄ピンクの桜並木が永遠約11Km続き、ドライブには最高のロケーション。(^o^)
ここは当然俺が運転。f(^_^)

秋田市には6時に到着。
まずは今夜の宿「アルバートホテル」にチェックインし、今夜も郷土料理を食べに街へ。
秋田と言えばしょっつる鍋と比内地鶏。きりたんぽもか。ちょうどホテルの裏に「はたはた家」と言う居酒屋が。
昨夜の青森に続き、二夜連続で豪勢に郷土料理だ!!\(^o^)/

秋田郷土料理

ハタハタの塩焼き。生まれは北陸の相方は懐かしがってガッついておりました。
さっぱり白身でアジっぽいかな。

秋田と言えばしょっつる(塩魚汁)鍋。 ここにもハタハタが使われてるよ。
昆布、魚からいい出汁が出て、あっさりして激ウマ。(^_^)

次は比内地鶏の焼き鳥。
何本か注文したけど、手前のつくね黒こしょうがけは最高の一品。本日のNo.1でした。
相方はやはり我慢できず、地酒に手を出してましたわ。
腹いっぱいで2人で¥6,000也。
んー、昨日の青森の方が満足感高いかな。f(^_^)

 店を出ると、雨が降り始めていた。
明日は予報では一日雨。まぁ明日は移動日なのでいっか。f(^_^)

  ローカル電車に桜にグルメにと、今日も内容濃い一日やったわ〜。
さて、明日の長距離移動に備え寝ますかな。
ほなおやすみ〜。(_ _)Zzz

4日目走行距離:280Km(俺180Km、相方100Km)





5/2(水) 〜5日目〜

 昨夜降り出した雨がしとしと降り続き、今日は一日雨の予報。
いよいよ東北旅行も今日が最終日。
ホントはもう少しゆっくり回って、白神山地、下北、男鹿辺りまで行きたかったんだけど、相方が明日からのGW後半、長野志賀高原でホテルのヘルパーのバイトが入っていて、今日は秋田から一気に日本海側を南下し、その長野までの長距離移動なんだな。
俺もその宿に便乗して、明日から連休最終日の6日まで、春スキーの予定。f(^_^)


9時半にチェックアウト。
日本海沿いのR7をひたすら南下する。
象潟道の駅で休憩。地の物を売る八百屋、魚屋さんが立ち並び、これから旬の岩牡蠣も。
相方は三度の飯より牡蠣が好き。もう顔緩みっぱなし。(^_^)
レモン添えの生岩牡蠣5個、ツブ貝、サザエの串焼きまで注文。
むさぼり食ったよ。f(^_^)

でもそれだけではちょっと足りない。
更に車を走らせて山形に入り、遊佐にある手打ち蕎麦が有名なお店(名前忘れた)で、俺は天ぷら蕎麦、相方は板蕎麦(ざる)を注文。
以前相方のお母さんが来て、美味かった店とのこと。
ざるは美味かったけど、やっぱ東北の出汁は辛かった〜。(+_+)


 時間は1時。さぁ、これから長野飯山の常宿ユースまでぶっ飛ばすぞぃ。夕食の6時半までに間に合うのか!?

酒田を抜ける頃には雨も止み、薄日も射すように。
鶴岡を抜け、更にR7を南下。海沿いの道は気持ちいいけど、時間に余裕が無く、浜遊びもできねー。(T_T)
新潟中条I.C.から北陸道に乗ったのは4時半。
ETC通勤割引適用の為100Kmで2回区切り(カード2枚持ってるんだな(*^^*))、上信越道豊田飯山I.C.には6時過ぎ。
宿にはピッタリ6時半に到着。ギリギリ夕食に間に合ったよ。v(^_^)

5日目走行距離:540Km(俺400Km、相方140Km)

トータル走行距離:1850Km(俺1350Km、相方500Km)

これにて5日間に渡る北東北桜追っかけ旅行は終了〜。
さぁ、明日からは志賀に上って、スキー三昧だぃ!!\(^o^)/

2007.5.26 記

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