紅葉の瑞牆山登山

'07/10/28


 土曜は台風で朝から大雨。(T_T)
でも予報では、チョッ早台風なんで、日曜は台風一過で快晴でしょうとのこと。よし!(^_^)
山の紅葉ピークはちょうどこの週末。家になんかいられない。(^^ゞ
近場で、恐らくシーズン最後の登山も軽く楽しめて、紅葉の名所をリサーチ。
山梨の奥秩父山系の瑞牆山(みずがきやま)がいいらしい。標高2230mで百名山にも選ばれている。
登山にも往復6時間でちょうどいい。

輝くカラマツの中、いざスタート
木漏れ日が眩しい

ふわふわ落ち葉の登山道
駐車場の混雑が予想されるので、台風の暴風雨の中、夜9時に自宅を出発。
大月を過ぎると一気に雲が切れ、月も見えるように。やった〜、予報通りだ。(^o^)
登山口の瑞牆山荘には深夜0時過ぎに到着。
当然俺らが一番と思いきや、5番手だった。(^^ゞ
車窓から月を見ながら、寝袋でぐっすり睡眠。
翌朝6時過ぎに起き、朝食後7時にスタート。
昨日の強風で落ちた葉で、登山道はふわふわの落ち葉に埋め尽くされ、柔らかい感触を楽しみながらの登り。(^_^)
ブナ、ミズナラ、カエデ、唐松の木々が黄、赤に色付き、まさに今がピーク。
あまりの美しさに、あっちこっち足を止め、写真撮りながらなので、なかなか先に進めない。(^^ゞ
黙々と登る夏山と違って、秋山はヒンヤリ空気の中、全身と五感で楽しみながら登れるからいいね!
黄色の中の緑が美しい
よく見る赤い葉。何の種類?
針葉樹の森の向こうに目指す山頂が見えてきた。
何だか山頂にうっすら白いものが。ひょっとして雪?今シーズン初の雪接触かも!?(^_^)

ゴロゴロ、ニョキニョキした巨岩を越え、山頂近くまで来ると、やはり白いものは雪。しかも新雪。昨日は台風で温かい気温のはず。抜けた後、一瞬寒気が来たのかな?
やっぱ雪の感触はいいね〜。(^o^)
スキーバカにはたまりません。(^^ゞ
太陽の熱で、木の上に積もった雪が溶け、大粒の雨状態。冷て〜。(>_<)

照らされる1枚の葉

足元も秋色

登山途中の渓流

先日登った南アルプス北岳、間ノ岳、甲斐駒も雪化粧

山頂には10時半に到着。
大パノラマのすばらしい眺めが広がる。
金峰、富士、南アルプス、中央アルプス、その奥に御嶽、すぐ手前に八ヶ岳、その右手奥に北アルプス、妙高、そして北に浅間と、日本の屋根を一望。(^o^)

さすが紅葉で人気のある山だわ。あっと言う間に山頂は、人、人、人。(>_<)
一番端っこの特等席を陣取り、さて弁当だい。
八ヶ岳をバックに蟹飯丼をがっつく。眺めが最高のオカズ。(^_^)

黄葉の海の向こうに見事な富士
奇岩の向こう、金峰山も雪化粧
ロッククライマーの名所大ヤスリ岩を見下ろす
1時間ほどのんびりパノラマを楽しみ、11時半に下山。
2時過ぎに駐車場到着。
お疲れさまでした〜。

「この山、緩斜あり、急登あり、岩場もあって眺めもいいし、初心者にはもってこいの山やな〜。」と、ふとつぶやく俺。
笑いながら相方曰く、「今年から始めて、もうすっかり山男ですな。」
確かに、俺もまだまだ初心者でしたわ。(^^ゞ
西にそびえる八ヶ岳。左手奧には御嶽山と中央アルプス

賑わう山頂


駐車場からの帰り、来るときは真っ暗で何もわからなかった道も、見事に紅葉している。
渓流沿いに車道があり、紅葉と流れを一緒に見られ、まるで奥入瀬のような感じ。
例年だと関東の奥入瀬と言われる群馬の照葉峡に行くんだけど、ここ瑞牆山から増富温泉までの区間も、それに匹敵するほどすばらしい紅葉と景観。
照葉峡が「関東の奥入瀬」と言うなら、ここは「首都圏の〜」となるのか!?(^^ゞ
(関東と首都圏の違いは山梨が入るかどうか)

ところどころ車を止められるスペースが設けられ、何と言っても照葉峡とは違い、車と人が少ないのがいい!!
こっちの方が絶対オススメです。(^o^)


赤一色 眩しい〜

帰りは増富ラジウム温泉に寄るも、駐車場はほぼ満車状態。激混み風呂は勘弁なんで諦め。(+_+)
パッとしない割に1000円もする須玉インター近くの温泉に入り、相変わらずこの紅葉シーズンは激混みの中央道経由で、夜9時半に帰宅。

これにて今シーズンの登山&紅葉は終了〜。



 今年から本格的に山始めて、すっかり山の魅力にハマってしまいましたわ。(^^ゞ 磐梯山、燧ヶ岳、甲斐駒、立山、乗鞍岳、北岳、三ツ峠、瑞牆山。
一番きつかったのはやっぱ北岳の登りかな。(+_+)  でも、それがかなりの自信になったね。
今年は近場の南アルプスによく行ったが、来年は北アルプスを制覇するぞぃ!!(^o^)



2007.11.3 記

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