まもなく世界遺産「高野山」
04/4/26


  この6月に世界遺産に登録される予定の霊場「高野山」。 1200年前に、弘法大師(空海)によって、開かれた真言密教の総本山。修行の場として、つい最近(100数十年前)まで女人禁制の地でもあったところ。高野山真言宗は、全国に4000寺、信者1000万人もおるそうな。
麓に親戚のお婆ちゃんちがあるんで、帰省する度に参拝しているが、いつ来ても凛とした神聖な空気が流れ、シャキッと姿勢が正される。
実家近くに世界に誇れる文化遺産があることはやっぱ誇りだな。 (*^^*)

高野山

まず出迎えてくれるのは朱塗りの立派な「大門」。 両側で仁王尊が睨みをきかせている。
現在の門は、1705年に再建されたもの。
 
高野山のシンボル「根本大塔」。 高さ50mあり、名前の通り立派な塔。再三の落雷等の火災に遭い、現在の塔は昭和12年建立。
 
金剛峰寺への参道。枝垂れ桜もまだ咲いてたよ。

参道を上ると真言宗の総本山である「金剛峰寺」。

「壇上伽藍」にある「御影堂」にて。凛とした空気が流れる。
 
修行中であろうお坊さんが掃除中でした。
 
高野山の最奥、空海が奉られている「奥の院」へ続く参道。
お遍路さんが八十八カ所回った最後に高野山に参拝にくるそうな。

参道の両側には、樹齢数百年の杉の巨木がそびえ立つ。その杉のたもとには、約20万基のあらゆる身分、時代の墓碑が眠る。豊臣秀吉、織田信長、明智光秀等の戦国武将もここに眠る。

約10分程歩くと右手に「水向地蔵」が現れる。まずはここで全地蔵に水をかけて、お参り。
 
ここから先は聖域のため、撮影禁止。遠くに「灯籠堂」が見える。その奥に空海が眠る「弘法大師御廟」がある。
お遍路さんでいっぱいだったよ。
 
御廟参りを済ませ、帰りに見事な枝垂れ桜を発見。今が満開のピーク。ホント美しい。

枝垂れ桜の中に入ると、透過光で一面ピンク色。


藤の名所「子安地蔵尊」

高野山を橋本市に下り、藤の花で有名な「子安地蔵尊」へ。

見事な藤の巨木。

一面薄紫色の藤棚。
大勢の人で賑わってたよ。(^o^)

あまりマジマジと見たことがない藤の花をアップで。何だか顔の様に見えてくる。

こっちはピンク色の藤。さっきの青っぽい方が好みかなー。(*^^*)

足下にもいろんな花が咲き、訪れた人の目を楽しませてくれる。バラのように見えるけど、じつは「つばき」。

変わった花もあったよ。「鯛釣り草」って言うんだとさ。なんだか女の子がお下げしてるように見えるね。f(^_^)

「あやめ」 もきれいに咲いてたよ。


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