奥日光へ初秋の香りを求めて
  湯滝−小田代ヶ原−戦場ヶ原−竜頭の滝−東照宮−鬼怒川温泉 '03/09/26


 深夜1時半に家を出発。天気予報では明日は晴れるとのことだが、未だ止む気配なし。
スキーで使い慣れた下道を快適に飛ばし、途中日光でショックなハプニングもあったが、奥日光戦場ヶ原には午前4時過ぎに到着。何があったって?もう最低だよ。(T_T) この身分に罰金\7,000は痛すぎる。(>_<) あんなとこで張ってるな!!卑怯だっつーの。(-_-#) こんな時間にきっちり一時停止なんかしねーよ。
 かなり凹みながら仮眠を取り始め、うとうとした時、何だか妙に車が横揺れする。んー地震?それとも夢?寝ぼけてるのか? まさか帰ってきて、この前訪れた北海道があんなことになってるとは、ビックリ。
 朝8時過ぎに小学生の修学旅行の騒がしい音で目覚めさせられた。(>_<) 外の雨は上がり薄曇り。
今日の目的は、ネイチャートレッキングを兼ねての新デジカメの試写。(^o^) まずはスタート地点の湯滝駐車場へ向かった。

湯滝〜小田代ヶ原トレッキング

リュックにカメラ、三脚、ペットボトルを積み込み、朝9:30スタート。
最初の見所は、湯の湖から豪快に流れ落ちる「湯滝」。落差70mの岩肌を滑り降りる美しい滝。マイナスイオンいっぱいの水しぶきが気持ちいい。(*^^*)

湯滝の下流は、湯川となり美しい渓流が続く。雨と飛沫で濡れた木々が美しいよ。でもまだ紅葉には早いかな。f(^_^) 残念。

鹿避けのフェンスをくぐり、トレッキングコースへ。まだ青々とした木々の間に、ところどころ赤や黄色に色付いたところもある。
湯滝から10分程で「小滝」へ。湯滝と対照的に、周りの木々と調和した、情緒ある名前の通り小さい滝。落差は5mとのこと。

上を見上げると、ごく一部だけ紅葉したカエデが赤く輝いていた。同じ木なのに、なぜこの部分だけ早く色付くんだろう!?

ナナカマドの実も真っ赤に色付き、秋がそこまで来ていることを感じさせてくれる。

そして今度は足下をよーく見ると、倒れて朽ち果てた大木の上のコケから、新たな生命がニョキニョキと産声をあげている。これも何の植物かわからん。(T_T)

緑の中にひときわ赤く輝く木を発見。これはわかる。多分「ナナカマド」かな。f(^_^)

黄色に色付くカエデ。

このような景色の中、歩くこと約1時間半。ようやく小田代ヶ原入り口に到着。

ここ小田代ヶ原は、戦場ヶ原の西に広がり、一般車両進入禁止で、徒歩か低公害バスでしか来れないところ。木々はまだまだ緑だが、湿原の草もみじは今が見頃。3日前には初霜が降りたとのこと。
右大真名子山(2375m)と左小真名子山(2323m)を仰ぎ見る「貴婦人」。

「貴婦人」とは、この小田代ヶ原の真ん中に立つ、一本の白樺の木。朝は日の出を浴び、真っ白に輝くそうな。
この日もごっつい三脚を構えてるカメラマンさんが数人いたよ。
小田代ヶ原をぐるーっと一周し、戦場ヶ原にもちょこっと立ち寄り、湯滝駐車場には2時に到着。約4時間、行程12kmの気持ちいいトレッキング。
<関連サイト>
日光観光協会はこちらから。
日光紅葉情報はこちらから。


湯の湖周辺にて

湯滝のすぐ上流に広がる「湯の湖」。近くの三岳の噴火による溶岩で湯川がせき止められてできた、周囲3kmの静かな湖。向こうに見えるは群馬へ抜ける金精峠。

湖畔には真っ赤に色付いたナナカマドが。

湖最奥湯本温泉内にある「湯本温泉寺」。立ち寄り入浴も¥500で可能だよ。今回入らなかったけど。f(^_^)

温泉寺のすぐ近くに湧き出る源泉。ここ湯本温泉街の源泉だよ。


竜頭の滝にて

奥日光を後にし、中禅寺湖畔に下りてきた。2週間ほど前に来たときよりは、弱冠色付いていたが、まだまだ。見頃は1,2週間後かな!?
操作法を間違い、絞り開放で撮っちゃったみたいで、空が飛んじゃった〜。失敗。(T_T) まぁー、これも勉強。

こちらは前回来たときの夜のライトアップ。空の淡い青をどうしても入れたかったのだが、滝に当たるライトが強すぎで、同時に収めるのは無理。左の滝は仕方なく飛んじゃった。


日光東照宮

時間もちょっと早かったので、お約束の東照宮へ。それにしても拝観料\1,300は高すぎだろ!!(-_-#)
入ってまず目にするのが「見ざる言わざる聞かざる」で有名なこの彫刻。

陽明門遠景。見える社寺は全て、金箔、朱塗りが眩く、なんとも豪華な建物。平日の夕方にもなると、観光客はほとんどいない。
広角28mmだとここまでカバーできる。

門をくぐり、陽明門の正面へ。

あー、ショックでかい。この東照宮での写真はほとんど絞り開放で撮っちゃったみたいで、空が飛んじゃった〜。まだ操作慣れてないからな〜。

陽明門中より正面に唐門を見る。

裏(境内)から見た陽明門。
やはり日光は平日に限る。これから紅葉本格シーズン。週末は激混必至。
時間は5時。本日最後の拝観者で東照宮を後にし、帰りはちょっと足を伸ばして鬼怒川温泉でトレッキングの疲れを取り、夜9時に帰宅。




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