裏磐梯 湖&温泉巡り
  郡山−磐梯熱海温泉−猪苗代湖−磐梯山ゴールドライン−五色沼−磐梯吾妻レークライン−土湯峠−磐梯吾妻スカイライン−高湯温泉−福島 '00/05/04
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 ゴールデンウィークも残り4日。家にいるのももったいない。ぶらーり気兼ねなく一人旅したい。って思い立ち、適当に東北方面へ車を走らせた。でも起きたのが遅く、出発は昼過ぎになってしまった。
遅れを取り戻したく、高速で行きたいのだが、ゴールデンウィークも終わりになると、さすがに金欠。ひたすらR294−R4を北上した。
那須辺りで夕方も4時になり、今日の宿を確保すべく、”るるぶ福島”を購入。さすがに連休中、猪苗代,磐梯周辺の観光地はどこも空いていない。仕方なく郡山市内のビジネスホテルを確保。こう言う時は強い見方。(^^;;;
 でもどうしても温泉に入りたく、郡山市内を通り越え、磐梯熱海まで行っちゃった。ここには、いつもスキー帰りに必ず立ち寄る、設備が整った日帰り温泉施設”ユラックス熱海”があるんだな。露天風呂、サウナ、ジャグジー等、\400にしては、結構満足ですよ。
さっぱりして、本日の宿である郡山市内のビューホテルへ。
 翌朝も快晴。9時にチェックアウトを済ませ、いざ出発。まずはR49で猪苗代湖へ。
いやー、美しいの一言。猪苗代湖と残雪の磐梯山。なかなか絵になるねー。さすがにもう白鳥はいなかった。当たり前か?
 裏磐梯五色沼に向かうべく、冬季閉鎖が開けたばかりの”磐梯山ゴールドライン”へ。道の両側には、まだ残雪が。右に磐梯山、左に猫魔岳、後ろに猪苗代湖を見ながらのヘアピンの連続で、所々のビュースポットには駐車場があり、快適なドライブが楽しめた。全長17.6Kmで、普通車\720。
青沼 るり沼
 五色沼には正午過ぎに到着。昼飯も食べずに早速五色沼自然探勝路へ。全長3.8Kmで所要1時間のハイキングコース。
いつもは毘沙門沼の入り口だけで引き返しちゃうのだが、今日こそは全沼制覇を目指し、気合いを入れて出発。でも遊歩道はところどころ雪解け水でどろどろ。ジーパンの裾、靴とかはすぐ汚れちゃった。
弁天沼 みどろ沼 毘沙門沼
 五色と言うだけあり、それぞれの沼は全く違った表情を見せてくれる。これらが明治の磐梯山大噴火で出来たものだと言うからすごい。つい100年前じゃん。
新緑は季節的にまだ早かったなー。でも川の音、鳥のさえずりの中、どっぷりと自然の中を散策でき、往復8Km近く歩いたにもかかわらず、気分爽快。特にるり沼、毘沙門沼からの磐梯山の眺めは絶景だった。

 五色沼を堪能した後、ちょうど目の前にある桧原湖へ。ここも大噴火で川がせき止められてできた湖と言うからすごい。連休中と言うこともあり、遊覧船は観光客でいっぱいだった。
小野川湖(手前)と桧原湖 磐梯山と秋元湖 吾妻山と中津川渓谷
 次は”磐梯吾妻レークライン”へ。こちらも写真の様なビュースポットが盛りだくさん。名前の通り、湖の多さと美しさに感動。全長13Kmで、普通車\920。
スカイライン入り口 湖見峠からの磐梯山 雪の壁
 そのまま土湯峠を越え、”磐梯吾妻スカイライン”へ。この道は日本の道100選にも選ばれている景色のすばらしい道。さすがにかなり標高が高く、道の両側には5m近くの雪の壁が続くところもあった。かなり寒かったー。
 スカイライン途中にある、”浄土平”で休憩。ここには吾妻小富士への登山口となっており、しばらく休憩後、早速登山。下から見ると、大したことねーな。と思ってたんだが、いざ登りはじめると、これがめっちゃきつい。息を切らせて約10分で山頂へ。
火口の中 浄土平の眺め 福島市内も一望
 山頂からは見事な眺め。噴火口は直径約500mで、火口縁は歩ける様になっている。疲れているのに、なぜか義務感で一周しちゃった。登り口とちょうど反対側では眼下に広がる福島市内が一望でき、見事の一言。自分の影が山に映り、ちょっと感動。
 スカイラインを降りる途中、高湯温泉に立ち寄り、歩き回った疲れを取った。なんでもこの高湯温泉は、蔵王温泉、白布温泉と並び、奥州三大温泉の一つなんだそうな。写真は立ち寄った花月ハイランドホテル。内湯と露天風呂が一つずつで、白濁した硫化水素泉。立ち寄り入浴\600。評価は(★★★☆☆)かな。

 福島市内に降りてきて、後ろを振り返れば、さっき登ってきた吾妻小富士がきれいに夕焼けに映えて見えた。あの頂上にさっきいたんだぜ。
 さぁ、今夜はどこに宿をとろうと思い、いざ財布をのぞいてみるとあと1枚しかない。銀行も開いてるわけない。やっべー。
しょうがねー、帰るかー。明日はUターンラッシュも始まるだろうし。と自分に言い聞かせ、帰路についた。帰りは福島から我孫子まで、R4−R49−R6と、ぜーんぶ下道で帰って来ちゃった。


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