震災復興ボランティア 〜福島県いわき市〜

'11/06/18
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1日目  2日目


1日目

毎年恒例6月のサクランボ狩り。
ここ数年は近場の群馬で、土曜に山登って、日曜にサクランボ狩りが定番化していた。
今年は振興目的に福島で狩ろう!と前から決めていた。
せっかく福島行くんなら体動かそう。ってことで、土曜はいわき市へ先々週に引き続き、震災復興ボランティアへ。

先々週の宮城県岩沼とは違い、いわき市は放射線の影響でテント、車中泊とも禁止。
宿は自分で確保しなければならない。
そうだ。先日ブログにコメントをくれた友人Kが、裏磐梯でペンションの女将をしているので、せっかくだし久々に会いたいし、少し足を伸ばして裏磐梯まで行こう!
早速、メールで連絡。
いわきでボラ後、風呂入ったり、災害派遣車両手続きやってると、ぶっ飛ばして行っても宿到着は19時半頃。
晩飯の時間までには間に合わないよ〜。
「わざわざ福島の為に、ボラやって泊まりに来てくれるんだし、無料で泊まりにきて〜。」とKさんからのありがたいお言葉。
そんな、俺らは地域振興の為に行くのが目的。タダでは泊まれません。ホント気持ちだけで嬉しいです。
では、特別どばっちプランでご用意しますよ!とのこと。(^o^)
実に4年ぶりの再会です。
当時は二人とも独身。この4年に生活は大きく変わり、今回お互い相方連れての再会。楽しみだ〜。(^o^)

 


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いわきまでは常磐道で3時間ちょい。
1000円高速最終週の土曜だが、天気も悪く、渋滞はしないだろうと踏み、いつもは前日入りだが今回は当日の朝5時過ぎに横浜自宅を出発。
順調に首都高を抜け、常磐道へ。
北上するに連れ、道は所々うねり、段差も大きくなる。先々週使った東北道より震源に近いから当然か。
いわき中央インターを8時過ぎに下り、ボランティアセンター(以下:ボラセン)には8時半に到着。
一時、放射線の影響でゴーストタウンと化したと報じられたいわき市。
今ではすっかり平穏を取り戻し、車も人も普通に流れています。少し安心しました。

ぱっと見た感じ、普通の街並みに見えますが、よく見ると、ところどころ歩道のタイルが割れ、道はうねり、建物の壁が壊れ、地盤沈下の影響か土台がむき出しなところがかなり多く見られます。
3・11の地震より、4・11の福島直下地震による影響の方が大きかったとのこと。

空はどんより曇りで、今にも降り出しそう。予報ではところによって午後から雨とのこと。
せっかくここまで来たんだ。もってくれ〜。



8時半にいわき市社会福祉協議会内ボラセンへ。
受付は9時からですが、既にすごい人が並んでます。後で聞きましたが、この日は700人超の受付があったそうな。素晴らしい!!
こちらでの作業が初めての方、2回目以降の方と2つの列に分かれています。
俺らはいわきでは初めてなので、お初の列へ。
お初の列はジーパン、普段着、スニーカーな方が大多数を占める中、名前を書いたガムテを長靴に付けっぱなし、服は登山仕様でいかにもな格好。
俺らちょっと浮いてます。(^^);

 

 

9時から受付が始まりましたがなかなか進みません。
2回目な方の列はサクサク進みます。
20分程待ち、ようやく受付へ。
ここでまた住所、名前、電話番号を書かされます。並んでいる時にエントリーシート記入したのにまた書くの?二度手間じゃん。なぜにそれ使わないの?こりゃ時間かかるよ。
それ以外にボランティア保険加入済みか、活動可能時間を聞かれます。
受付終了後、次はマッチングの為5階へ移動します。

 

 

まずは、おおまかな活動内容、スケジュール、心構え、注意点等のオリエンテーションが約10分程あります。
その後、車提供可能な方と、それ以外の一般な方で二分され、マッチング案件を待ちます。
俺は出してもいい方へ。妻は一般の席へ。

 

 

先日の岩沼とは大違いです。
岩沼は全てボラセンの送迎バスでの移動となっており、車提供可能な方、一般の方と言う様に二分されません。
列の先頭から無条件にピックアップして行き、マッチングとなります。
ここいわきは面積が広く(2003年までは日本一広い市だったそうな)、依頼案件も膨大、ボランティアの数も膨大な為、送迎バスが数台あったとしてもまず不可能ですね。

マッチングの流れは以下の通りです。
@依頼案件から派遣人数をマッチング班が決定
Aマッチング班から作業内容の説明
B乗車可能な人数分、車提供可能な方を決める
C同乗する人を一般の方から決める
Dグループが出来たらリーダーを決める

Aの作業内容の説明を受け、やりたい場合は挙手。
基本的にBCDは全て挙手です。
なかなか自分から手を挙げると言うのは勇気が要ること。手を挙げた時点で責任を負うことになるんですから。

マッチングスペースには200人ほど待ってます。皆さん積極的に挙手して行き、ポンポン決まって行きます。
俺は最初要領が分からず、様子を見てました。
よし次行くぞ!と意気込んで待ってましたが、なかなか次の案件が来ない。
5分、10分と時間が過ぎ、早くしないと午前中の作業遅れちゃうじゃん。
依頼案件の選定に何をそんなに手間取ってるんだ!?時間かかり過ぎでしょう。

ようやくマッチング班からの次の案件の説明。
「ここから北へ約20キロ。いわき市の最北でJR常磐線末続駅の近くとなります。作業内容は田んぼに散乱したガレキの撤去。」
「第一原発までは約25キロ。正直ここよりは放射線量は高いです。しかし私も行ったことあります。既に本日先発隊20人は行きました。
その条件でも行ってくれる方で結構です。お願いします。」

離れたところに座る妻とアイコンタクト。(^^);
よし、行くぞ!と心の囁きとともに挙手。
周りを見ると、多くの方が手を挙げている。
やべ〜、ちょっと感動させないでくれ〜。皆さんの目、超士気高いです。
総勢34名になりました。すごいです。
まぁ俺らもそうですが、ここに来る時点で、多少のリスクは覚悟している方ばかりでしょう。
気にしてたらここいわきには来ていません。

現場はちょっと遠いので、道が分かる地元の方がリーダーとなりました。
これだけの大人数をまとめるのは大変だわ。
リーダー曰く、「県外遠くからたくさんのボランティア本当にありがとうございます。地元の人間が少なくて申し訳ありません」とのこと。
先日の岩沼でもやはり地元の方が同じことをおっしゃられていた。
気にしなくていいですよ。ここに来ている方は、言われてじゃなく、自分で何かをしたいと、行動を起こして来てるわけだから。
地元は被災地なんだから、まだまだそれどころではないでしょう。

車台数をなるべく減らしたいとのことで、あと3人しか乗れない俺の車は出さなくてもよいことに。
車6台に分乗し、いざ現地へ。
出発したのは既に10時半。時間かかり過ぎでしょう。

 

 

約20分で現場に到着。ナビで見ると、あと数百mで広野町。
現在でも緊急時避難準備区域に指定されているところだ。
この辺り、今は解除されたが20〜30キロ圏内は約1ヵ月間自主避難要請が出されていた為、他に比べガレキ撤去がほとんど進んでいません。

 

 

津波のパワーすごいです。
これだけ鉄筋が入ってる電柱もひとたまりもありません。

今となっては想像つきにくいですが、海が近く、静かな集落に畑と田んぼがひろがり、風光明媚なところだったんだろう。
野球場ぐらいの広大な田んぼだったところに、破壊された家のガレキ、車が散乱しています。
この辺りの住宅は1階は完全に水没し、古い家は耐え切れず倒壊しています。

 

 

既に先発隊は黙々と作業を進めています。
先発隊リーダーと打ち合わせ後、それぞれの持ち場を決め、作業に入ります。
「今日1日では到底終わりません。1週間〜10日は要するでしょう。今後も継続作業になりますから、焦らずゆっくり気を付けて進めてください。」とのこと。

11時に作業開始。
池のように水が溜まり、足場は泥でぬかるみ、ガレキは釘やガラスがまだそのままで、非常に厳しい現場です。
水たまりや泥は、恐らく線量は高いでしょう。一桁μsV、ヘタすっと数十は行ってる?
先発隊のリーダーが線量計を持ってたみたいですが、値を聞くの忘れてました。
その方も作業を行っているってことは、まだ大丈夫なんでしょう。まぁ数時間しかいないし。

瓦、柱、窓サッシ、畳、トタン板、食器類・・・。そこにはごく普通の生活がありました。
片隅に花束が手向けられてました。恐らくここで発見されたのでしょう。
さぞかし怖かったでしょう。しんどかったでしょう。心からご冥福をお祈りします。

 

 

ガレキを拾っては収集場所へ。何度も往復しますが50人をもってしても一向に減りません。
これはマジで10日はかかるかも。

先発隊は12時にお昼休憩に入りました。俺ら後発隊は時間をずらして作業を進めます。
ガレキのベニヤを踏んだ瞬間バキッ。ベニヤを踏み抜き、その下にあった柱から出ている五寸釘を踏み抜きました。
やばい、やってしまった。(+_+)
普段ならこれぐらいどうってことないですが、ここは被災地。いろんな雑菌に加え、放射性物質もあります。
妻に促され、作業を外れました。
長靴を脱ぎ、足裏を見てみると、多少出血はしてますが、大したことはない。
消毒と絆創膏を貼り、作業再開しようとしたところで12時半となり、お昼休憩です。
一応、リーダー経由でボラセンに連絡してもらいました。
お手数お掛けします。

 

 

先日の岩沼では午前が終われば、送迎バスが迎えに来て一旦必ずボラセンに戻りますが、ここいわきはそのまま現場に留まり、午前、午後とも同じ班、同じ現場のようです。
俺らは全日なのでいいんですが、午前だけ希望の人とかはどうするんだろう。
マッチングの時の説明で、自分で判断するしかないですね。

川岸で持ってきた弁当を食べました。

 

 

川には有り得ないテトラポットが転がっています。海まで300m程ありますが、津波でここまで押し流されてきたようです。
1個数トンもありそうなコンクリートの塊が、いとも簡単に流されてくるなんて。。。家はひとたまりもないですね。

 

 

昼食後、海岸まで散歩してきました。
防波堤は完全に破壊されています。かつての美しい風景が全く想像できません。

 

 

破壊された防波堤。
ここを突破し、一気に集落を襲いました。

やがてポツリポツリと雨が。オーマイガッ。
1時間半しか作業してないんですけど。。。しかもその内15分は治療時間。(^_^;)
全然やった感ありません。雨よ、どうか上がってくれ〜の願いもむなしく、どんどん激しくなってきました。
しばらく車内で待機してましたが、先発、後発隊リーダーがボラセンと連絡を取り、協議の結果本日の作業はこれで中止に。
仕方ないですね。雨で更に足場が濡れ、更に怪我人が増えるかもしれませんし。
後ろ髪を引かれながら車に分乗し、ボラセンへ帰ります。

帰りに地元のドライバーさんと、いろいろ話しました。
一時いわきから人がいなくなったこと、会社の工場が津波被害で閉鎖になったこと、県外の宿を予約するにもいわきの住所は伏せ、実家の住所で予約したこと・・・。
中でも印象深かったのは、田んぼの作付けの話です。
この辺りの田んぼは東電からの賠償の為、買い手も付かないのに作付けしなければならない。作付けしなければ賠償すらもらえない。
農家の気持ちを全く考えてない。そんな気持ちで作付けできると思いますか?
誰がこんな状況にしたんだ!腹立たしい怒りが込み上げてきました。

ボラセンまでの帰りに、是非被害を見てもらいたいとのことで、この辺りで最も被害が大きかった久ノ浜地区へ、少し寄り道しました。
久ノ浜港近くのかつて集落があったであろう街並みは、何もありません。一面ガレキの荒野です。
福島は原発のニュースで霞んでますが、津波による被害も三陸、宮城同様甚大なんです。
もっと報道すべきだと思います。

 

 

15時にボラセンへ戻ってきました。

ん〜、いい匂い。ボランティアの為に焼きそば、フランクフルトの炊き出しです。
滋賀県彦根市から来てくれたとのこと。遠いのにご苦労様です。
ボランティアの為のボランティアですね。
美味しく頂きました。ごちそう様です。
皆が誰かの為に何かをしたい。つながりを感じますね〜。素敵です。

 

 

日本全国いろんなところからボランティアに来られています。
さすがに関東が多いですね。
そりゃ、私たちが使う為の電力のせいで、今このような状況になってるんですから。

皆様にお別れ。
リーダー!大人数のまとめ、怪我の報告、雨による作業中止の判断、いろいろご苦労様でした。
他の皆様もお元気で!またどこかのボランティアでお会いしましょう!
一期一会。お別れは寂しいですが、好きな瞬間です。

 

 

ボラセンで災害派遣等従事車両申請書を入手し、近くの役所へ。
さすが被災地の役所です。その窓口だけですが、開けてくれてます。
地元横浜の平日のみ申請受付とは大違いです。
帰りの高速代が無料になるのだが、俺らの行先は裏磐梯の友達ペンション。
最寄インターは猪苗代磐梯高原インター。いわきからだと正規では2500円くらい。
今日は1000円高速なので、1000円が無料になるだけ。
明日の猪苗代磐梯高原インターから横浜へは対象になりません。

必要事項を記入し、車検証と一緒に申請。
待つこと15分。ようやく証明書が発行されました。
1000円高速も今週末で終了。これから遠い被災地へボラに行くにはこの証明書頼りになります。
ますます支援側の役所が、土日の申請受付もすべきです。
でないとボランティアの数は一気に減るでしょう。

16時にいわきを後にし、汗と雨を流しに湯本温泉へ。
さはこの湯」へ行きたかったのだが、駐車場は7、8台の待ち行列。
さっさと諦め、他の日帰り温泉施設の「ゆしまや」へ。
駐車場の裏山は崖が崩れ、大量の土砂が駐車場と、民家を覆ってます。
通常だと尋常じゃない光景ですが、被災地にいるとありふれた光景なので、もう驚かなくなってます。
慣れは怖いですね〜。
それでもこの5月から営業再開したとのこと。ありがたいです。
あ〜、さっぱり。除染完了!(^^);

災害派遣従事車両の申請時、fromをいわき中央インターと記述してしまった為、湯本からいわき市街地へ戻ります。
バカだな〜。湯本インターにしておけばよかった〜。

 

 

18時過ぎにいわき中央インターから乗り、磐越道経由、猪苗代磐梯高原インターには19時に到着。
途中、西から雲が切れ綺麗な夕陽が出てきました。
見事な夕陽です。明日は予報通り晴れそうですね。
1年で一番陽が長い季節。
19時を回ってもまだまだ明るいです。

 

 

裏磐梯まで行ってしまうと食べるところがないので、猪苗代の「来夢」と言う喜多方ラーメン屋さんに寄りました。

 

 

醤油チャーシュー麺と、和豚トロチャーシュー炙り焼きラーメンを注文し、妻と半分ずつしました。
ちじれ麺で定番な味で美味しかったです。

 

 

裏磐梯の友達のペンション「びーはいぶ」には20時に到着。
ちょうど夕食が終わり、レストランの掃除をしているところでした。
久しぶり〜。約4年ぶりの再会です。
まずはお互いの相方の紹介です。何だか照れますな。(^^);
いや〜、当時から宿やりたいと言ってて、見事に旦那さんを掴まえ、夢を叶えるなんて。
見事な戦略、いやいやステップアップです。(^o^)

チェックイン後、20時から貸切風呂を押さえているので、まずはお風呂でゆっくりしてください、とのこと。
細やかな心配りが本当にありがたいです。
早速お風呂へ。
清潔感あるこじんまりとした内湯と露天が、疲れた体を癒してくれます。しかも温泉です。
1時間半しか作業してないので肉体的にはほとんど疲れはありませんが、どっちかと言うと線量高いところにいたと言う精神的疲れでしょうか。
ホッとしますね。

お風呂の後は、ダイニングでオーナー夫妻と飲みながらいろんなことを話しました。
地震のこと、風評被害のこと、損害賠償のこと、エコ化のこと、近所に避難されている被災者とのふれあい、そしてこれからのこと・・・、やはり話題はほとんど今回の震災のことばかりになってしまいます。
震災後はキャンセルの嵐で3月はわずか数組。それ以降も例年の8割減で、この先非常に不安になったとのこと。
普通なら真っ先に挙がるお互いの出会い、新婚生活、新婚旅行、そして昔話はあまり出来ませんでした。
この辺り、建物が壊れたり、道路が壊れたりな直接的被害は全くなかったが、それよりもっとたちが悪い風評被害がここまで酷いとは。。。
物理的被害は作業をやっただけ復旧するが、風評被害は目に見えず、何とも対策は難しい。
人々の意識からやがて薄れて行くのを待つしかないのか。。。
話題は事欠かないが、さすがに23時半にお開き。

おやすみなさ〜い。(-_-)zzz


 



2日目

大きなベッドで快適に眠れました。
0時過ぎに寝て、朝7時半まで全く起きませんでした。やはり疲れていたのでしょうか。(^_^;)

窓からは目の前に磐梯山が望めます。
山好きな俺らには最高の景色。(^o^)
野鳥の声、風に揺れる木々の音、平和です。昨日とのギャップありすぎです。

 

 

さて、朝食です。
いや〜、美しい〜。
こりに凝った、目で食べるサラダですな。
久々、野菜が美味しい!!と感じました。

 

 

メインディッシュは骨付きウィンナーと卵焼き。卵の下にはジャーマンポテト。
全てが美味です。
いつもテントの時は、コンビニパンかおにぎりで済ましますが、久々超贅沢な朝食でした。

 

 

ペンション「びーはいぶ」です。
「びーはいぶ」とは、ミツバチの巣の意味だそうな。
是非裏磐梯でのお泊まりは、こちらへ。(^o^)

Kさ〜ん。ホントお世話になりました〜。
噂には聞いてましたがホント素晴らしいお宿でした。
ここは自信を持ってオススメできるよ。
これからまだしばらく大変だと思うけど、旦那さんと一緒に一歩一歩前へ進んで行こう!!
「びーはいぶ」に行けば、いつでもKさんにも会えるし、また今度はイリーガルじゃなく普通に行きますね。

ではまた!

10時に宿を出発。R115を北上し、福島市内へ。
さくらんぼ狩りの後、温泉の予定でしたが、さっき朝食食べたばっかで、まだお腹がいっぱいなのと、また土湯温泉まで戻ってくるのがめんどくさかったので、先に温泉に立ち寄ることにしました。(^_^;)

土湯温泉も地震の影響で休館しているところ結構ありました。
観光案内所で本日入浴可能な宿一覧から「山水荘」を選択。
大きな二階建ての内湯と、露店桶風呂があります。
まぁ普通でしたね。

さて、次はこの旅行のメインイベントのサクランボ狩り。
ビニールハウスに入って、汗かくのは目に見えてるのに、何だか温泉と順番が逆な気がするが。まぁいい。(^_^;)

 

 

のぼりの旗が少ない。シャッターを下ろしている農園もチラホラ。
狩りのトップシーズンにも関わらず、やはり例年になく閑散としています。

例年ですと30分¥1500ぐらい取られますが、今年は集客の為か、30分¥1000になってました。
安っ。

早速ハウスに入ります。
空には赤い星がキラキラ。全て佐藤錦とのこと。幸せな気分です。\(^o^)/

案内おばさんの説明はもういい。早く早く。ワンワン。(^o^)

 

 

ハウスにワンコが2人放たれました。(^_^;)
片っ端から摘んで食べて行きます。
たまりませ〜ん。

 

 

まさに赤い真珠ですね。
大きく、熟して甘〜い。ちょうどいい頃です。
ハイペースで食べまくったので、20分で限界に。
何個食っただろう。
150個くらいか、いや200個は行ってる?
もうお腹入りません。

俺と妻の実家に化粧箱入りの高級なやつ、50粒くらい入ったやつを宅急便で送りました。
いや〜、浪費するね〜。
こんな時だからいいんです。(^_^;)

 

さて、時間は13時。早く帰らなくては。。。
そう、今日はあの最悪愚策の1000円高速最終日なんです。
アホほど渋滞するのは目に見えてる。
やっと廃止になりました。(^o^)
安くなるのは嬉しいが、俺らの考えはちゃんとお金払うから拘束じゃなく、高速道路にして!でした。安かろう不味かろうは勘弁です。
それにエコな時代に完全に逆光でしたからね。1000円新幹線とかにしろ。
やっと渋滞はマシになるのかな。

13時に福島西インターから乗り、数キロ程度の渋滞はあったものの、ギリギリ本格渋滞の前だった様で、18時前には横浜自宅に到着しました。

今回福島いわきへ行きましたが、他の被災地に比べ全然作業が進んでないことがよく分かりました。
1ヶ月規制がかかっていたこと、放射線を敬遠する、ことが原因のようです。
いわき。横浜からでも3時間半ほどで行けるんですね。
週末だけでも余裕で行けることが分かりました。
また時間を見つけて、行きたいと思います。

ただ、そろそろ山病も発症してきてるんだよな〜。(^_^;)

 ’11.6.23記




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